こんにちは!
昨日、甘利さんが法人税の実効税率の引き下げ時期や引き下げ幅を6月にまとめる「骨太の方針」に明記すると公言しました!
減税は良いことですが、財源をどこで確保するのか、どこにしわ寄せが来るのかは注視したいですね。
とりあえず来月は注目です!
今日は「なぜタワーマンションは相続税対策になるの?」です。
今、富裕層にタワーマンションを使った相続税対策が流行っています。
即日完売、短期間で完売となることも多いようです。
その影響もあってか少し価格が上がっているとのこと。
なぜ、ここまでタワーマンションが人気なのでしょうか?
それは「相続税の節税効果が非常に高いから」です。
他にも不動産価格が上がっているから、とか億ションとかでなければ比較的買い手が付きやすい(売りやすい)からというのも理由としてあると思いますが、やっぱり一番は相続税対策!
タワーマンションの不思議な相続税評価
実はタワーマンションの相続税の評価額は、1階にあるマンションも50階にあるマンションも床面積が同じであれば基本的に相続税の評価額が同じなんです!
実際の販売価格は、当然1階よりも50階のほうが高いですよね。
でも相続税の評価額は一緒!
なので、例えば次のようなことが起こります。
(金額は適当です。実際どのくらい評価を下げることができるかは購入される物件で違います)
1階のマンションを5,000万円で購入、相続税評価は3,000万円
5,000万円のものが3,000万円になったので2,000万円の評価減
同じ床面積の50階のマンションを1億円で購入、相続税評価は3,000万円
1億円のものが3,000万円になったので7,000万円の評価減
このように、販売価格よりも相続税評価が大幅に低いので、
タワーマンション、特に高層階のマンションが富裕層に人気なのです。
ただ、注意したいのは非常に流行している税金対策も
政府が対策を打ち、ルールを変えることで対策ができないようになることもあります。
実行するときは、将来の改正にも気を付けつつ購入されてください。
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評価の差額をそのまま節税効果として記載すると誤解されるかもしれませんね。
コメントありがとうございます!
「節税効果」を「評価減」に改めました。
分かりやすい表現をと思ったのですが、誤解を生むかもしれないですね。
今後ともよろしくお願いいたします。
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